リファレンス開発の基礎環境構築の基礎知識

環境構築の基礎知識

プログラミング未経験でも大丈夫。開発環境を理解するための基礎知識をまとめました。


ターミナルの基本

ターミナルとは?

コンピュータに文字で命令を出すための画面です。VS Code内にも組み込まれています。

VS Codeでターミナルを開く方法:

  • メニュー: 「ターミナル」→「新しいターミナル」
  • ショートカット: Ctrl + `` (バッククォート)

Ctrl+C で停止する

最も重要な操作の1つです。

サーバーや実行中のプログラムを止めたいときは:

Ctrl + C

(Macでも CtrlCmd ではありません)

使う場面:

  • 開発サーバーを止めるとき
  • 無限ループに入ってしまったとき
  • 「このコマンド、終わらないな…」と思ったとき

コマンドの基本的な読み方

npm run dev
部分意味
npmNode.jsのパッケージマネージャ(ツール名)
run実行する
dev「dev」という名前のスクリプトを

つまり「npmで、devという名前の処理を実行して」という意味です。

よく見るコマンド

コマンド意味
npm install必要なパッケージをインストール
npm run dev開発サーバーを起動
npm run build本番用にビルド
python ファイル名.pyPythonスクリプトを実行
pip install パッケージ名Pythonパッケージをインストール

エラーメッセージの見方

赤い文字が出ても慌てないでください。

見るべきポイント:

  1. 最後の方の行 - エラーの原因が書いてある
  2. ファイル名と行番号 - どこで問題が起きたか
  3. エラーの種類 - Error: の後ろの文字
Error: Cannot find module 'express'
    at Function.Module._resolveFilename (node:internal/modules/cjs/loader:933:15)
    at /Users/you/project/app.js:1:15

→ 「express」というモジュールが見つからない、app.js の1行目15文字目

対処法: エラーメッセージをそのままClaudeに見せればOK。


ファイルとフォルダ

プロジェクト = フォルダ

1つのアプリ・ツール = 1つのフォルダ、と考えてください。

my-first-app/          ← これが「プロジェクト」
├── index.html
├── style.css
└── script.js

VS Codeで「フォルダを開く」= そのプロジェクトで作業する、という意味です。

ファイルの拡張子

ファイル名の . 以降の部分で、ファイルの種類がわかります。

拡張子種類用途
.htmlHTMLWebページの構造
.cssCSSデザイン・見た目
.jsJavaScript動きのあるWebページ
.pyPythonPythonプログラム
.mdMarkdownドキュメント・説明文
.jsonJSON設定ファイル、データ
.txtテキスト普通のテキスト
.csvCSV表形式データ(Excel互換)

隠しファイル

. で始まるファイルやフォルダは「隠しファイル」です。

.env           ← 環境変数(秘密情報)
.gitignore     ← Gitで無視するファイルのリスト
.vscode/       ← VS Codeの設定

通常は見えませんが、プロジェクトには重要なファイルがあります。

VS Codeでは表示されるので、意識しておきましょう。

パス(path)の読み方

ファイルの場所を表す文字列を「パス」と呼びます。

表記意味
./今いるフォルダ./index.html = 今いるフォルダのindex.html
../1つ上のフォルダ../images/logo.png = 上のフォルダのimages内
/ルート(一番上)/Users/name/projects

迷ったらClaudeに聞けばOKです。


Gitの基礎

Gitとは?

ファイルの変更履歴を管理するツールです。

できること:

  • いつ、誰が、何を変更したか記録
  • 過去のバージョンに戻す
  • 複数人で同じプロジェクトを編集

基本用語

用語意味
リポジトリプロジェクトの保管場所
コミット変更を記録すること(セーブポイント)
プッシュローカルの変更をリモートに送る
プルリモートの変更をローカルに取得
クローンリポジトリをコピーする

GitHub

Gitのリポジトリをオンラインで管理・共有するサービスです。

用途:

  • コードのバックアップ
  • チームでの共同作業
  • 公開・共有

インストールコマンド

npm install

Node.js/JavaScriptプロジェクトで、必要なパッケージをインストールします。

# package.json に書かれたパッケージを全部インストール
npm install
 
# 特定のパッケージをインストール
npm install パッケージ名

node_modules/ フォルダが作られ、そこにパッケージが保存されます。

pip install

Pythonで、必要なパッケージをインストールします。

# 特定のパッケージをインストール
pip install パッケージ名
 
# requirements.txt に書かれたパッケージを全部インストール
pip install -r requirements.txt

よくある状況と対処

「npm: command not found」

Node.jsがインストールされていません。

→ Claudeに「Node.jsをインストールする方法を教えて」と聞いてください。

「permission denied」

権限がありません。

→ Claudeに相談してください。むやみに sudo を使うのは避けましょう。

「module not found」

必要なパッケージがインストールされていません。

npm install または pip install パッケージ名 を実行。

ターミナルがおかしくなった

入力を受け付けなくなったら:

  1. Ctrl + C を何度か押す
  2. ダメなら新しいターミナルを開く(「ターミナル」→「新しいターミナル」)

Claudeとの連携

これらの基礎知識がなくても、Claudeに聞けば教えてもらえます。

「ターミナルって何?」
「npm installでエラーが出た。見て」
「ターミナルのこの表示はどういう意味?」

わからないことがあれば、遠慮なくClaudeに聞いてください。 エラーメッセージやスクリーンショットを見せると、より的確な回答が得られます。


次のステップ

環境構築の基礎を押さえたら、次は開発の基礎知識を確認しましょう。