Day 1.5: プレ開発議事録要約ツール

チュートリアル: 議事録要約ツールを作ろう

このチュートリアルでは、会議の議事録を自動で要約するツールをClaude Codeと一緒に作ります。 外部サービスへの接続が不要なので、Claude Codeを初めて使う方におすすめです。


完成イメージ

【会議要約】
日時: 2024年2月10日 14:00-15:00
参加者: 田中、佐藤、鈴木

【決定事項】
1. 新機能のリリースは3月1日
2. 担当は佐藤さん

【アクションアイテム】
- 田中: 仕様書を2/15までに作成
- 鈴木: テスト環境を準備

所要時間

約30分〜1時間


事前準備

  1. 環境構築が完了していること(環境構築手順書参照)
  2. VS CodeでClaude Codeにログインできること

Step 1: プロジェクトフォルダを作る

VS Codeでフォルダを開く

  1. VS Codeを起動
  2. メニューから「ファイル」→「フォルダーを開く」
  3. ~/projects/minutes-summary というフォルダを新規作成して開く
    • projects フォルダがなければ先に作成してください

Claude Codeを開く

  1. VS Codeの左サイドバーで Claudeアイコン をクリック
  2. チャットパネルが表示されます

これで準備完了です。


Step 2: サンプルの議事録を作る

まず、テスト用の議事録ファイルを作ってもらいましょう。

Claudeに伝える

チャットパネルに以下を入力してEnterを押します:

サンプルの議事録ファイルを作って。
meeting.txt という名前で、以下の内容を含めて:
- 日時と参加者
- 話し合った内容(3つくらいの議題)
- 決定事項
- 次回までのタスク(担当者と期限付き)

日本語で、リアルな会議っぽく作って。

ファイル作成の許可

Claudeが「meeting.txt を作成します」と表示したら、Allow(許可)をクリックしてください。

確認

ファイルが作成されたら、内容を確認します:

meeting.txt の内容を見せて

VS Codeのエクスプローラー(左サイドバー)にも meeting.txt が表示されているはずです。


Step 3: 要約スクリプトを作る

議事録を読み込んで要約するPythonスクリプトを作ります。

Claudeに伝える

meeting.txt を読み込んで要約するPythonスクリプトを作って。
ファイル名は summarize.py で。

要約には以下を含めて:
- 日時と参加者
- 決定事項(箇条書き)
- アクションアイテム(担当者と期限)

Claude APIは使わず、テキスト処理だけでシンプルに作って。

ファイル作成の許可

summarize.py の作成を許可してください。

補足

最初はシンプルに、テキストの構造を解析して抽出するだけのスクリプトを作ります。 後でAI要約に拡張することもできます。


Step 4: 実行してみる

Claudeに伝える

summarize.py を meeting.txt で実行して

コマンド実行の許可

Claudeが python summarize.py meeting.txt のようなコマンドを実行しようとしたら、Allowをクリックしてください。

結果を確認

要約が表示されます。うまくいかない場合も大丈夫、Claudeに修正を依頼しましょう:

○○の部分がうまく抽出できてない。修正して

Step 5: 改良する

基本ができたら、機能を追加してみましょう。

改良案1: 出力フォーマットを変える

要約をMarkdown形式で出力するようにして

改良案2: 複数ファイルに対応

引数で複数のファイルを指定できるようにして。
例: python summarize.py meeting1.txt meeting2.txt

改良案3: 結果をファイルに保存

要約結果を summary_YYYYMMDD.md というファイルに保存するようにして

改良案4: 重要度の判定

決定事項に重要度(高・中・低)を付けるようにして

Step 6: 振り返り

うまくいったこと

  • どんな指示が伝わりやすかったか
  • Claudeの出力で良かった点

改善点

  • うまく伝わらなかった指示
  • 予想と違った動作

これらをメモしておくと、当日のキャンプで活かせます。


発展課題(余裕があれば)

WebUIを付ける

このツールにWebインターフェースを付けて。
テキストエリアに議事録を貼り付けて、ボタンを押すと要約が表示されるようにして。
HTMLとJavaScriptで。

Slack連携

要約結果をSlackに投稿する機能を追加して

トラブルシューティング

「ファイルが見つかりません」エラー

VS Codeで開いているフォルダを確認してください。 左サイドバーのエクスプローラーに meeting.txt が表示されていますか?

正しいフォルダを開いていない場合:

  1. 「ファイル」→「フォルダーを開く」
  2. ~/projects/minutes-summary を選択

日本語が文字化けする

文字コードをUTF-8に統一して

思った通りに抽出できない

議事録のフォーマットを確認して、スクリプトを調整します:

meeting.txt の構造を解析して、より正確に抽出できるように修正して

チェックリスト

  • VS CodeでClaude Codeのチャットパネルを開けた
  • meeting.txt(サンプル議事録)を作成した
  • summarize.py を作成した
  • 実行して要約が表示された
  • 1つ以上の改良を加えた

次のステップ

チュートリアルが完了したら、他のチュートリアルにも挑戦してみましょう:

または、サンプルテンプレート集から自分だけのアイデアを探してみてください。